時間に追われる! こころの悲鳴がからだの痛みを呼んでくる?

毎日…急ぎすぎていませんか?

料理を作り、洗濯をして。
掃除をして、庭の手入れをして。

腰や肩や首が痛いのに、
やることがいっぱいで、
ちょっと座るのもままならない…。

まいにちまいにちがんばって、
家のため、家族のために動き続ける人たちはたいへんです。

私も、なぜか時間に追われるような行動ばかりをしていた時期もありました。

これをやって、次にこれをやって、その次にこれをやって。
一つの作業が終わっていないのに、
二つか三つは先のことまで気にしてしまう。

もう三十分たった、この作業は一時間で終わらせたいのに…なんて。
誰が急がせているわけでもないのに、
わざわざ時間に追われるような精神状態を作ったりもしていました。

そうして一息ついたころには、
肩や首にものすごくコリが溜まっていて、
ひどい疲労感に襲われていたものです。

これも忙しすぎるせいだ。
忙しくて休む間もないから、疲れがたまってしまうのも仕方がない。

と、当時そうは考えていたのですが…。

ゆっくりと動く。丁寧に動く。
毎日の作業で、そのことを少しづつこころがけていくと。

体のコリ、疲労感が軽減して日々の生活がとても楽になってきたんです!

 

急ぐ動きが体をいためつける⁉

階段でもう一段あると思って足を踏み出して、なかったとき、
着地した足にすごい衝撃!を受けた。

そんな経験…ありませんか?

人間というのは予想もしていなかった衝撃には、
ひじょうにもろいところがあります。

ボクシングなんかで相手をノックアウトできるのは、意識の外からのパンチ。
見えないパンチを繰り出すために、
ボクサーはたくさん上半身を動かして、フェイントをかけたりするのです。

たとえばぎっくり腰は、重いものを持ち上げた時に痛めるものだと思いがち。

けれど腰にいちばん悪いのは、
「重いと思って持ち上げようとしたものが軽かった」
ようなときだったりします。

タンスや柱に足の小指をぶつけるのだって、
自分では障害物を避けていると思っているからこそ、
唐突に訪れる痛みをあんなにも強く感じてしまう。

人間というのは、動こうとするイメージと、
実際の動きとに、差が表れてしまう生き物なのです。

 

こころの動きにからだは追いつかない

人の体はこころが動かします。

こころが急ぎすぎていると、体はそれに追いつこうと必死です。

けれどそうやって、急ぎすぎて体に準備をさせずに行った動きは、
たしかな負担となって体に溜まっていくのです。

たとえば、掃除機をかけるとき。

家具の下、低いところを行うときには、
しっかりと腰を落として、膝を曲げて
行わなければ腰に強い負担がかかってしまいます。

けれど気ばかりが急いていると、
腰も膝も中途半端に曲げたまま、
前かがみの無理な姿勢で行うことになってしまう。

床に落ちた何かを拾うとき、
膝を曲げずに前かがみになってものを拾ったり、と…

次を急いで目の前の作業に心と体を向き合わせないことが、
体の負担をなおさらに増加させる要因であったりするのです。

それを繰り返しているから、体の痛みはいつまでも残り…
疲労感も抜けきれないのでしょう。

 

動きのひとつひとつと向かい合う

大事なのは、いま行っている作業にちゃんと意識を向けてあげること。

いまは、掃除機をかけている。

いまは、料理をしている。

いまは、この仕事をしている。

気を急かさず、目前の行動にきちんと取り組むということは、
心の平穏を保つのももちろんですがなにより体のためでもあるのです。

例えば掃除機をかける時は、しっかりと腰を落として。
低いところの作業ではなるべく膝を曲げてしゃがみましょう。

料理のときには…
包丁を使うときはまな板の正面で。
ガスコンロの火を付けたり消したりするときは、コンロの正面に。
腕だけ伸ばして作業しようとせず、なるべく体を移動しましょう。

洗濯物を干すときも。
洗濯のカゴから洗濯物を取るときには、
なるべく前かがみにならないように、膝を曲げてしゃがんで取る。

こうやって、ひとつひとつの動作から
身体の負担を減らしていけば、二か月、三か月あとには…

「なんだか最近腰が軽いなぁ」
「あれ、なんだか頭が痛くない」
「肩こりが減っているような…」

なんて体感ができるかもしれません。

 

「ていねいな動き」は自律神経も整えてくれる。

そしてまた、ひとつひとつの動きに向かい合い、
ていねいに動くということは…

自律神経を整えることにもつながります。

こころが急ぎすぎて、落ち着かない。
これは自律神経が活動しすぎている状態でもあるのです。

自律神経失調症の入口ですね。

自律神経失調症は、
自律神経がストレスによって正常に機能しないことによって
起こるさまざまな症状の総称です。

この自律神経は、交感神経と副交感神経という逆の働きをする2つに分かれています。交感神経は身体を活発に動かすときに働き、副交感神経は身体を休めるときに働きます。これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節していますが、このバランスが崩れることがあり、その原因として、不規則な生活によって自律神経が興奮し続けたり、ストレスによる刺激、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)、先天的要因などが挙げられます。

全身的症状としてだるい、眠れない、疲れがとれないなど、器官的症状として頭痛、動機や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなど多岐にわたります。
精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの症状が現れることもあります。
厚生労働省より引用

こころとからだは繋がっています。

急ぐ体をあえてゆっくり動かす。
そうすることで、活発すぎる自律神経を体のほうから整える。

・なんだか最近、体の痛みが減ってきて仕事がはかどるようになった。

・ていねいに作業をしていたらミスが減って、逆に時間にゆとりができた。一杯のコーヒーブレイクが楽しみ。

・イライラとすることが減って、肌の状態も良くなってきた気がする…。

…と。

「急ぎすぎない」ことが…「生活の健康」にとっても大事なのかもしれません。

大分市は明野、猪野地区の「腱引き整体 大分からだ改善庵」は
ゆとりのある健康生活の提案を行っています。

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