①冷やす。湿布や塗り薬
特に腰の痛みには、湿布を張るのが当たり前になっています。
当院にも湿布を貼ったまま施術を受けに来られる方が多いです。
この湿布というのはいわゆる炎症を抑える作用があると言われています。
ただその炎症を抑える効果というのは患部の血流を抑制する効果もあり、
筋肉内の血行が阻害されてしまうこともあるようです。
急に痛くなったような腰痛に、
とりあえず痛みを抑える目的で貼るのは良いと思いますが
何日も続いている痛みを早く改善したい、慢性的になってしまっている。
そんな腰痛には貼らなくても良いと思います。
②安静にする
ぎっくり腰を起こしてしまった直後などは、
無理に動かさず痛みの出にくい態勢で安静にすることも大切です。
ただ痛みが出てから数日経っている。
また慢性腰痛などに関しては、無理のない範囲で少しづつでも動かすことが、
早期改善の要になってきます。
③コルセット、腰痛ベルトの装着
実は、腰の痛みに対していつまでも腰痛ベルトなどを装着することは推奨されていません。
腰痛ベルトを使用することで、お腹の力が使われず、筋肉が弱まってしまうからです。
とはいえ腰痛ベルトで急場をしのぐ必要があることももちろんです。
仕事や日常生活での家事は、なかなか休むわけにもいかないもの。
ただ、痛みへの怖さや慢性的な痛みに対して、
いつまでもベルト、コルセットをし続けてしまうと、
逆に筋肉が動かなくなり症状が長引いてしまうことになるので注意してください。