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腰痛の改善には座り方も大事な件

・長時間のデスクワークで腰が痛くなる…。

・そのせいで姿勢が悪くなって、肩や首まで凝ってしまう。

・仕事が終わり、帰るころには腰はバキバキで、帰っても何もする気がおきない。

デスクワークと腰痛と

こんにちは。
大分市は明野、猪野地区の整体院。
「腱引き整体 大分からだ改善庵」の諫山です。

デスクワーク中心のお仕事で、腰にお悩みを抱えている方は多いです。

実際のところ、外で力仕事をしている人よりも多いかもしれません。

私も、施術や武術の練習で体を使うことよりも、確定申告などの根を詰める事務仕事のほうがよっぽど体にきつさを感じます。

キーボードを投げ出してしまいたくなりますが、そういうわけにもいかず。

お風呂で、固くなった肩の腱を自分で引いて改善させていました。

 

・どうして座っているだけで腰が痛くなるのか?

まずは、椅子に座った時の姿勢を思い出してみてください。お尻を斜めにして、猫背気味に背中を丸めていませんか?
楽に思えて実はこれ、腰にかなりの負担がかかる姿勢なのです。

重力下にある身体はバランスで姿勢を維持しています。

そのバランスを取ってくれているのが、全身の筋肉。
人の体はただ立っているだけ、座っているだけでもあらゆる筋肉を総動員しています。

背筋を鍛えすぎると、腹筋とのバランスが崩れる、と聞いたことはありませんか?

背筋ばかりが強すぎると背中が反りがちになって、腰に負担がかかる「反り腰」になってしまったりします。

人の体は立つとき、座る時、歩くとき。

どんな時でもバランスが大事なのです。

猫背ぎみの体では、腹筋は縮んでいくばかり。

胸の筋肉も引っ張られ、首も前へ引っ張られ、背中も引っ張られて。

腰の筋肉ばかりに負担が集中することに。

そうしてただでさえ蓄積される疲れに、冬の寒さによる筋肉の強張りもセットになると…腰痛、ぎっくり腰が起こりやすくなってしまうのです。

 

・座骨で座るのがだいじです。

腰痛をおこしやすい体になってしまう前に。

少しだけ姿勢を見直してあげましょう。

大事なのは座骨で座ること。

座骨はその字の通り、座るのに適した骨なのです。

ここにお腹の中心、胸の中心、頭の中心…重力の線が落ちることで、バランスの取れた姿勢になります。けれど疲れ、硬くなった腰や肩はなかなかその姿勢を作れません。

姿勢を作る前に、まず姿勢を作れる体を構築することが必要だったりするのです。

 

・まずは毎日のストレッチから!

そのためには、固くなった体の前を伸ばすことが肝心です。

とくにデスクワークがおもな仕事の人々は、股関節がかたまりがち。

まずは股関節の前、そけい部を伸ばしてあげるとよいでしょう。

上のような姿勢から、息を吐きながら太ももの前からおへそまでのラインがぐぅ~っと伸びるように意識します。

気持ちのいいところで、十秒ほど待ってあげたら反対の足も。

股関節が伸びることで、お腹も伸びやすくなって、姿勢の改善につながってきます。

 

・強張った体には腱引きです。

もちろん、その外にも伸ばすべき筋肉はたくさんあります。

不良姿勢は腰だけでなく、腰の痛みをかばう筋肉まで硬直、ヨジレさせて、体全体をゆがめていってしまいます。

腱引きでは全身を施術して、姿勢を強張らせている原因を引き、ヨジレを解いていきます。そうすることにより、より良い姿勢を身体自身に思い出させてあげる。

それが腱引きです。

もうすぐ春。
ゆとりのある身体で、新しい季節を迎えましょう。

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