- 肩をいつもほぐしているのに、またすぐに凝ってくる…。
- いつも肩や首が凝っていて、天気が悪いと調子も悪い。
と、そんなお悩みはありますか?
今回は、胸の筋肉が緊張していると、肩こりや頭痛、ひいては自律神経の失調まで招いてしまうというお話です。
大分市は明野、猪野にある腱引き整体。
こんなところの緊張が、肩や首をコリやすくする⁉
常日頃の家事、デスクワークで強制される、前かがみの姿勢。
これがいわゆる猫背の姿勢ですね。
この猫背が癖になっていて、肩こりや首コリにお悩みの方も多いかと思います。
骨の歪み、と言われますが、おおむね骨にくっついた筋肉が、妙なところで固くなって骨を引っ張り位置を歪ませるのだと思います。
前のめりでのデスクワークや家事などで、強張る肩や首の筋肉ももちろん。
胸の前から腕の付け根、肩甲骨へとつながっています。
現代人は、特に体の全面ばかりを使いがちです。
「広頚筋」「胸鎖乳突筋」は首を前に出す筋肉で、これらが固まり収縮すると、つねに顎が前に出てしまう形になってしまいます。
首が前に出て、胸も縮んで…つまり、りっぱな猫背の完成ですね。
1・デスクワークで腕を前に出しっぱなしで胸の筋肉が緊張して。
2・縮んだ胸の筋肉は、重たい首も前に引っ張って。
3・そして慢性的な猫背の姿勢が
・肩こり ・首コリ ・頭痛 ・自律神経の失調
などを引き寄せてしまう。
いわゆる「胸郭出口症候群」なども起きやすくなってくるのです。
…とまあ、こんなふうに。
まずは胸のストレッチから!
肩こりや首コリでお悩みのみなさん。
まずは胸のストレッチからはじめてみましょう。
真横に伸ばした腕を壁に添え、身体を腕と逆方向にねじっていきます。
肩の前や胸がきもちよ~く伸びてきたところで止めて、二十秒ほど呼吸をしましょう。
これを左右三セットほど繰り返すことで、胸の前がびっくりするくくらいに緩んでいきますよ。同時に、肩や首のコリも緩和されることがわかると思います。
また胸と肩の付け根には、首と顔につながる重要なリンパがたくさん流れています。
胸の前が緩むことで、リンパも流れやすくなり、お顔のむくみや頭重感も改善されていきますよ。
姿勢をよくしよう! …とは言うけれど。
姿勢を良くしましょう! なんてのはいろんなところで言われることです。だから猫背を直すために、と背筋を伸ばして仕事をしても、だんだん腰や背中がつらくなる。
良い姿勢は疲れるものだなあ、なんて思いこんでいませんか?
背筋の伸びた良い姿勢というのは、骨盤からきちんと背骨の積みあがって重力が中心に通っている状態です。
だるま落としと同じで、上から下まできちんと骨が積まれて重力が上下に拮抗しているのなら、そんなにきついはずはないのです。
けれどきつい、というのはつまり、だるまの胴体がどこかがズレてラインが歪んでいるから。
そのズレを生じさせるのが筋肉の収縮、ヨジれであり、それをそのままにして無理やりに姿勢を正そうとしても、筋肉は悲鳴をあげてしまうというものです。
まずは硬直しヨジれた筋肉を正して、楽に「良い姿勢」作れる環境を構築することが大事だったりするのです。
猫背などの姿勢の悪さ、呼吸の浅さや頭重感でお悩みのかた。
まずは腱引きで全身の調整を行っていくのもいいかもしれません。