- 膝から下が、なんだか重い。ふくらはぎがじんじんする…
- よく足をつりがちだ。
- 歩いていて、捻挫をしやすい。なぜか足がグキッとなる。
…と。こんな症状が現れたりしていませんか?
目次
あなたのその腰痛、肩痛、膝痛。
もしかしたら足の指が原因かもしれません。
みなさんこんにちは。
大分市の腱引き処。
大分市の腱引き処。
整体やカイロとは一味違う、腱引き師の諫山です。
この抑圧された現代社会。
なによりもその犠牲になっているのは足先ではないかと思っています。
足の裏は大事なセンサーです
地面を歩くとき。
まず着地する足裏が、「体重を乗せても大丈夫かな?」と判別をします。
足裏に伝わる感触。
硬いか、柔らかいか。でこぼこしているか、踏んで壊れないか。
そういった様々な情報を、足の裏から入力。
その情報に対応して、身体はバランスを補正してくれて、結果として人はスムーズな歩行を可能としているのです。
センサーが塞がっている?
現代人は、ほとんどが靴がサンダルでの生活です。
足の裏を保護してくれる靴底は、けれど足裏センサーを塞いでしまいました。
窮屈な靴に押し込められて、起伏のない地面をただ歩くのみ。
舗装されていない地面を草履や裸足で歩いていた昔の人の、足裏のセンサーは非常に敏感であったと思います。
さらに足裏の筋肉も柔軟に鍛えられていて、でこぼこ道にも柔軟に対応していたでしょう。
自由である必要のなくなった足、特に足の甲の中にある「骨間筋」はコチコチに硬くなり、そこに繋がる筋肉も固めてしまうのです。
足先の動きは、足そのものとつながっている
足とはこのように、数々の筋肉、腱で構成されています。
足指の先にまでつながっていることが、よくわかりますね。
足の先から膝にまでひとつながり。
そしてこれらの筋肉は、また膝や腰ともつながり、連動してきます。
つまり、 足の指が固まると腰までが固まってしまうのです。
身体はすべて繋がっています。
腰まで固めるその硬直は、背中を伝って首肩まで固くしてしまうのです。
足先の硬直は筋肉とともに姿勢もゆがめてしまい、そして全身を強張らせます。
結果として、腰痛や肩の痛み、膝の痛みや可動不全などの不具合を誘発させやすい身体となってしまうのです。
そんな症状が現れたとき、痛みのあるところだけを改善させても、足先も緩んでなければまた痛みが戻ってしまうかもしれません。
足の裏を活性化させよう!
というわけで、足の裏がちゃんと働いてくれることが、人が身体を動かすにあたり大事なことなのですね。
そのために、セルフケアをやっていきましょう。
・足指のストレッチ
足の指と手の指を組んで、ぐるぐると回します。足の甲の中がばらばらにほぐれるような感じで、ゆっくりと回してあげましょう。
・足指歩き
立った状態で、足の指だけを尺取り虫のように動かして前進します。
・でこぼこしたところを歩く
砂利のあるところを素足で歩くのがいいですが、なかなかそうもいきません。
いまは小石のような突起のついたシートが売られていたりするので、その上「イタタタ!」と叫びながら歩くといいでしょう。
…と、こういった運動を繰り返して足の中、骨間筋を緩ませましょう。
骨間筋が緩んでくると、連動する筋肉…ふくらはぎや脛も緩んできます。
そうすることで足取りは軽くなり、さらには身体全体が緩んでいくのです。健康の第一歩。それは、踏み出す足からです。
そうすることで足取りは軽くなり、さらには身体全体が緩んでいくのです。健康の第一歩。それは、踏み出す足からです。