スマホが子供の集中力を奪う?

いまの子供たちにはタブレットが大人気。

みんな、ユーチューブに夢中になっています。

でもそのときの子供の姿勢に、ちょっと気をつけてみた方がいいかもしれません。

スマホ、タブレット、ゲームのやりすぎで子供に肩こり、頭痛が増えている

パソコンやスマホのやりすぎで首が前に出すぎてしまう「ストレートネック」。
この状態は、いまはもう大人だけの問題ではありません。
いまや子供たちの間にもスマホ、タブレットが大人気ですね。

ゲーム、ユーチューブなど…熱中しているのをよく見ます。

しかし、その時の姿勢はどうでしょう。

柔らかな子供たちの、前へと傾けた首は折れるようで見ているだけで怖くなりませんか?

肩や首に大きな負担となってしまう前のめりの姿勢。
さらには塾や自宅でのお勉強でも前かがみで、猫背になりながら頑張って…。
そして慢性化していく前のめり姿勢に、身体は歪んでしまいます。いまや肩こり、頭痛を持つ子供も珍しくはありません。

肩から首にかけては重要な血管、神経、リンパ管などが数多く通っています。

そこが固まって血液やリンパの流れを絞めつけてしまうと、脳が酸素不足に。

すると、集中力にも害が現れてしまうのです。

さらに前かがみの姿勢では、腹筋の周辺を収縮させるために身体の前部が緊張しっぱなしになってしまいます。特に、肋骨周辺が固まってしまうのが、とてもよろしくありません。

呼吸不足、酸素不足が集中力の低下を呼ぶ

 
上記の画像を見てください。

お腹の筋肉、腹筋が胸の下の筋肉、肋骨と繋がっているのがわかりますでしょうか?

前のめりの姿勢が続くと、腹筋がずっと縮んだ状態のまま固くなってしまいます。
すると、腹筋につながる肋骨の動きも悪くなる。

肋骨を動かす筋肉、肋間筋呼吸をする際にとても大事な筋肉です。

この肋間筋の動きが悪くなると、呼吸が浅くなり、やがて脳の、身体の酸素不足を招いてしまうのです。

落ち着きのない子、よくあくびをしちゃう子、集中ができない子…そういう子たちはもしかしたら、猫背やスマホ首による脳の酸素不足かもしれません。


とはいえ猫背がダメ! というわけでもない。


子供のうちに姿勢を見直すのはとても大事です。
けれど猫背はダメ! 首を前に出しちゃだめ! じゃあびしっと背筋を伸ばした姿勢が常に正しいのか…と言えば、そういうわけでもありません。いい姿勢をとろうと常に背筋を伸ばし続けていては(まあこれも本当は背筋を「縮めて

いるのですが)こんどは腰の負担が増えて、腰痛を引き起こしてしまいます。

猫背や首を前に出す姿勢も必要な時は必要なのです。

ただいつもその姿勢ばかりでいるのがよろしくありません。

私の子供はいつもむずむずと身体を動かして、集中力がない。

そんなお子さんを持つ親御さんもおられるかもしれません。ただそういう子供は、たんに集中力が散漫なわけでもないのです。

偏った姿勢を緩めよう、元に戻そうと、身体が勝手に動いてくれているのです。
だからそんな子を責めないであげてくださいね。

大事なのはバランスです。
体を動かすことと、動かさないこと。そこにもバランスが必要なのです。
タブレットや、ゲームや、勉強などで動かさず固まりがちの体を、今度はたっぷりと解放してあげること。

それが大事だと思います。


固まった体は、思いきり動かしてあげること


昔と違い、今の子供は思いきり身体を遊ばせることのできる場所が限られています。
裸足でごつごつとした砂利の上を歩いたり。思いきり手を上へ伸ばして柿を取ることや、相撲を取って土の上で身体を転がす機会も減ってしまっている。まして、「外で遊んできなさい」と言いづらくもなってきたご時世です。

必要な身体機構が開発されないまま成長してしまうことで、自律神経失調症や冷え性、頭痛、などなど…様々な不具合の出やすいお体になってしまいます。

というわけで、まずはお部屋の中で思いきりごろごろさせちゃいましょう。

部屋の中で思いきり、のびのびと転がってみましょう。
ただ転がるだけでもいいのです。

大人も一緒になって、腕を伸ばし足を伸ばしごろごろごろごろ。子供がダダをこねるように、という感じで構いません(笑)

お休みの日にごろごろする、といいつつ、本当にごろごろすることはあまりないでしょう? 親子で一緒にころがるのも楽しいですよ!


この記事を読まれたら、レッツトライ! してみてください。
身体を動かす事と動かさない事。大事なのはそのバランスです。

バランスの取れた身体こそが、勉強やスポーツを十分に吸収することができるのです。

大分市は明野、猪野地区の腱引き処。
腱引き整体 大分からだ改善庵は子供たちの未来を応援しています。

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