眠りたいのに眠れない。不眠のストレスにSOS
コチコチとなり続ける時計。
布団に入ってもう数時間。
ああ、眠れない…
目を閉じて寝よう寝ようとするけれど、
睡眠の波は来てくれない。
そしてもう、朝の四時だ…。
と。
以前の私は、そんなこともたびたびありました。
仕事でのストレスが重なっていたということもあるのでしょう。
しかそれよりも、眠れない、
そのこと自体が大きな心の負担になっていました。
今の私は、そういった不眠状態も改善されて、
毎日心地よく眠れるようになっています。
結論から言えば、毎日の睡眠の質を上げようとすると、
大事なのは以下になります。
・運動
・入浴
・入眠前にパソコン、スマホを触らない。
この三つ、よく言われていることだと思います。
ではこの三つを継続するとどうしてよく眠れるようになるのか。
それは、ココロと体がゆるむからなのです。
からだがゆるめばこころもゆるむ
布団に入っても、どうしても眠れない…。
それは、こころが張り詰めているからかもしれません。
こころが興奮状態だと、眠れなくなるものです。
そこには自律神経というものが関係しています。
人は、昼間のお仕事、直面するストレスなどを相手に、
「交感神経」を頑張らせています。
交感神経は、自律神経のひとつ。人間を興奮させる神経です。
昼間、動いているときはこの神経が頑張り気味でもいいのですが…
その興奮状態が夜になっても続いてしまうと、
布団に入っても眠れないということに。
交感神経が頑張りすぎているときは、
血管は縮んで、体の隅々に血液が回りにくくなっています。
私のところへ施術を受けに来るお客様たちで、
夜、眠れないという人たちには、
肩や首ががちがちに固まってしまっていることも少なくありません。
本来、夜になれば、
交感神経は静まり、
副交感神経が働きはじめなければいけません。
副交感神経が眠りには大切なのだ。
副交感神経とは…
血管を縮め、血流を抑える交感神経とは逆に、
全身の血管を開き、血流を良くする働きがあります。
また脳内にもリラックスさせるホルモンが分泌され、
からだがお休みモードになっていきます。
副交感神経が動き始めてこそ、眠りやすくなってくるのです。
腱引きでは全身を施術し、体の流れを整えることで、
副交感神経が働きやすくります。
施術のさなかには眠ってしまう人もちらほら。
つまり、全身の流れを整えることが、不眠から脱却する一つの方法なのです。
その副交感神経を優位にするやり方が、
冒頭で上げた三つの方法なのです!
眠りに導く副交感神経を動かす三つの行動
・まずは、運動。
運動をすることで、全身に血液が行き渡り、老廃物も流れやすくなります。
人間だって、動物です。体を「動」かす生き「物」です。
なるべく身体を動かしておくことで、
夜はその疲れを癒そうというモード=副交感神経優位、に入りやすくなります。
なかなか運動する時間が取れなくとも、
なるべく階段を使う、タクシーなどを使わず、一駅ほどならなるべく歩く、など…
日常に体を動かす機会を、積極的に作り出していきましょう。
・続いては、お風呂です。
副交感神経が活発化すると全身の血管が広がり血流が増す。
ということは、全身の血管を広げ血流をゆるやかに増進させれば、
副交感神経が活発化しやすいということです。
すなわちお風呂。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かったあとは、
よく眠れるという話を聞いたことがあると思います。
これも、お風呂で血管を広げ、血流を増やすことで、
副交感神経が働いている状態を体から作り出しているのです。
・そしてもう一つが、なるべくスマホ、パソコンの画面を見ないこと。
スマホ、パソコンの画面から出ているブルーライトは、
交感神経を刺激するはたらきがあります。
お仕事では仕方がないですが、
帰宅後…特に入眠の一時間前はスマホの操作を控えましょう。
どうしてもというのであれば、
・光度を下げる
・ブルーライトカットのフィルムを張る。
など工夫して、目への刺激を抑えてあげましょう。
これらで普段から、交感神経、副交感神経の切り替えをしやすくします。
加えて、ストレッチや腱引きなどで
頭の筋肉を緩め、首、肩を柔らかくしておくと、
眠りやすさはさらに変わってきますよ。
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まとめ
ということで、今回は不眠改善のための三つのコンサルでした。
1・運動をする。
2・お風呂にしっかりと浸かる。
3・パソコン、スマホは控えめに。
人生の三分の一は睡眠です。
その睡眠の質を上げることは、人生の質を上げることにつながるのです。