KENBIKI
腱引きとは
筋肉や腱に手で働きかけ、
身体を調整する施術です。
筋肉と腱に向き合う、日本に伝わる手技。
手で触れる
動きを確かめる
日々のケアへ
腱引きは、筋肉や腱に手で触れ、「引く」という動きを用いる施術です。古武術との関わりが伝えられており、その技を整理し、受け継いでいくためにまとめられたものが「筋整流法」です。
大分からだ改善庵では、この腱引きの考え方をもとに、気になる場所だけでなく全身の状態を確認します。施術の途中でも体を動かしていただき、動きや感覚を一緒に確かめながら進めます。
立ち上がる、歩く、腕を上げる。
毎日の動きを、もっと楽に。
施術と日常の体の使い方、その両方からお手伝いします。
古武術との関わりと、筋整流法の成り立ち
古くから伝えられてきた腱引きの技。それを整理し、次の担い手へ伝えていく取り組みが、筋整流法につながっています。
柔術とともに伝わる技
腱引きは、柔術の稽古などで傷めた体を手当てする技と関わりがあると伝えられています。武者修行で各地を訪れた人が、滞在先で施術を行ったという話も残されています。
ただし、始まった時期や流派など、詳しい起源が明らかでない部分もあります。
筋整流法として体系化
受け継がれてきた手技
筋整流法創始者・小口昭宣氏
筋整流法の創始者は、小口昭宣氏です。29歳のときに腱引きと出会って学び始め、伝えられてきた手技を整理し、「筋整流法」として体系化しました。
師から受け継いだ技を記録し、筋肉や体の構造と照らし合わせながら、次の人も学べる形へまとめていく。伝承の技を施術者の育成につなげたことが、筋整流法の成り立ちです。
伝統の技を、次の担い手へ
小口氏は、師から教わった施術を記録し、筋肉や体の構造について学びながら、技を発展させてきたと述べています。
受け継いだ手技を、ほかの人も学べる形にして伝えていく。その取り組みが、現在の施術者の育成につながっています。
腱引きが、筋肉と腱に着目する理由
01 体を動かす筋肉と、その力を骨へ伝える腱
筋肉は縮むことで力を生み、その力が腱を通じて骨へ伝わることで、関節が動きます。例えば、ひじを曲げる動きにも、腕の筋肉と腱が関わっています。筋肉と腱は役割が異なりますが、体を動かすときには一緒に働いています。
腱引きでは、この筋肉や腱に着目します。手で触れたときの状態に加え、「どこが気になるか」「どの動きが取りづらいか」を伺い、実際の動作も確かめながら施術を進めます。
02 「引く」手技で、筋肉や腱に働きかける
特徴は、筋肉や腱に指先で触れ、「引く」という動きを用いることです。当庵では腰や背中を中心に、気になる部位と全身の状態を確認します。骨を鳴らすことを目的とした施術は行いません。
03 筋整流法が大切にしている「位置」と「つながり」
筋整流法には、筋肉や腱の位置・ねじれに着目し、調整するという考え方があります。気になる部位だけを取り上げず、周囲の筋肉や体全体の動きも見ることにつながっています。
当庵でもこの着眼点を大切にし、手で触れる確認と、立つ・曲げる・腕を上げるなどの動作確認を組み合わせます。施術を受ける方の「この動きがつらい」「ここが気になる」という感覚も、進め方を考えるうえで大切にしています。
これは腱引きの施術上の考え方です。痛みの原因をすべて「腱のずれ」だけで説明できるわけではなく、体の状態やこれまでの経過は一人ひとり異なります。
気になる場所だけでなく、全身を見る理由
まず、普段の動作を伺います
座っているときがつらい方、立ち上がる瞬間が気になる方、長く歩くと負担を感じる方。同じ部位のお悩みでも、困っている場面は異なります。
いつから気になるのか、どの動きがつらいのか。仕事や家事、運動などの習慣も伺い、その方の体の状態を確認していきます。
体のつながりに目を向けます
立ち上がるときには、腰だけでなく脚なども使います。腕を上げるときには、腕に加えて肩まわりも動きます。
当庵が大切にしているのは、体を部分ごとに切り離さず、動きのつながりに目を向けることです。腰のお悩みでも背中や脚を、肩のお悩みでも首や背中、腕などを確認することがあります。
気になる場所の状態と、体全体の動きの両方を確かめながら進めます。
自分で動かすことも大切に
施術を受ける時間のほかにも、毎日の生活には体を使う場面がたくさんあります。
当庵では、普段の姿勢や体の使い方を踏まえた運動をご案内します。ご自身でも体に目を向け、日常に取り入れられるケアを知っていただくことを大切にしています。
動きの確認と、日常のケア
手で触れる施術と、ご自身で体を動かすこと。その両方を通して、動きや感覚を一緒に確認していきます。
施術中に体を動かす理由
手で触れるだけでは分からない、動きや感覚を確かめるためです。施術の途中で立ち上がる、ひざを曲げ伸ばしする、腕を上げるなど、ご自身でも体を動かしていただくことがあります。
例えば肩のお悩みなら、「どの高さまで上げると気になるか」「上げる途中と下ろす途中で違いがあるか」など、動作に伴う感覚を伺います。動く範囲の大きさだけでなく、普段の生活で困っている動きに目を向けます。
「腕を上げると、このあたりが気になる」「立ち上がるときに、まだ動かしづらい」など、感じたことをお伝えください。無理に大きく動かしたり、痛みを我慢したりする必要はありません。
運動やストレッチを続けるために
仕事で座る時間が長い、家事で同じ姿勢が続く、スポーツで同じ動作を繰り返す。普段の過ごし方を踏まえ、ご自身で取り組む運動をご案内します。
一対一で体の動かし方を練習したい方には、「ストレッチ」の個別メニューもあります。
初めての方へ・施術の流れ
01 ご予約
完全予約制です。ご予約のうえ、お越しください。
02 お話を伺います
気になる部位、いつから続いているか、どんな動作で困っているかをお聞きします。専門的な言葉は必要ありません。「靴下をはきづらい」「棚の物を取りづらい」など、日常の場面をお聞かせください。
03 腱引き施術・動作の確認
施術は床で行います。腰や背中を中心に、気になる部位と全身の状態を確認しながら進めます。途中で立つ・腕を上げるなどの動きも確かめます。
部位や体の状態によって、痛みを感じる場合があります。つらさや不安があるときは、我慢せずお伝えください。
04 施術後の運動指導
日常の姿勢や体の使い方を踏まえ、運動をご案内します。施術を受けることと、ご自身で体を動かすことの両方を大切にしています。
よくあるご質問
Q. 予約は必要ですか?
はい。完全予約制です。ご予約後にお越しください。
Q. 施術時間はどのくらいですか?
症状によって異なりますが、おおよそ45分です。
Q. どんな服装で行けばよいですか?
ジャージやスウェットなど、やわらかく動きやすい服装でお越しください。ジーンズや、滑りやすいナイロン素材の服はお避けください。
Q. 施術は痛いですか?
部位や体の状態によっては、痛みを伴う場合があります。骨を鳴らさない施術ですが、無痛という意味ではありません。痛みや不安があるときは、お知らせください。
Q. 寝ているだけで受けられますか?
動きを確かめるために、施術の途中で立ち上がったり、腕や脚を動かしたりしていただくことがあります。動くことが難しい場合は、ご予約の際にご相談ください。
Q. 何回で変化が出ますか?
体の状態や経過によって異なるため、一律の回数はお伝えできません。施術による変化が見られない場合もあります。気になることや通い方については、ご相談ください。

