慢性的な精神的疲労やうつ症状…それはお身体から改善できるかもしれません。

  • 倦怠感につきまとわれて。仕事や勉強に身が入らない。
  • 朝、起きた後に動き始めるのがつらくて、いつも出る前にバタバタしてしまう。
  • なんだか頭や肩が重い。イライラして、何かに当たってしまう
  • 天気の悪い日は、こころもどんよりしてしまう
  • 楽しめていた趣味が、最近はつまらない…

心と体は繋がっています

「家族のため」「家庭のため」「周囲の和のため」

家族のお世話、子供や夫のお世話。上司との軋轢。 そんないろいろに振り回されて、でも自分が頑張らなければ…と踏ん張ってしまう人ほど、ストレスは溜まってしまうと思います。

こんな思いで自分を抑え込み、いつも頑張ってらっしゃる方々は、とくに胸のまわりが固まってしまっているように思います。

腑に落ちない、腹に据えかねる、言葉を飲み込む…こんなことばを聞いたことがありますか?

相手の意見が腑(内臓)に落ちない。お腹に据えて置けない、言葉を吐き出せず、胸に含んでしまう。
どれもお腹の周り、とくにみぞおちに関係する言葉です。

嫌な気分やストレスは、胸のあたりに滞り、固めてしまう。

私はそんなことがあると、胸のあたりがきゅうっとなって、呼吸が浅くなってしまいます。

そんな身体の感覚を、昔の人は言葉で言い表したのでしょう。

鳩尾や胸が固くなると、肺の動きも邪魔されて呼吸は浅くなってしまいます。

さらに、固まったむね、お腹に肩や首の筋肉が引っ張られて猫背がちに。 

猫背は肩や首を凝りがちにさせて、周辺の、頭部へと伸びる血管やリンパ管を圧迫して、脳は酸素や栄養不足に。
栄養の行き渡らない脳はいつも晴れず、鬱々とした気分を引きずって、自律神経にまで影響を及ぼしてしまう…と。

このように、心が身体に与える影響というものは鳩尾ひとつとってもたいへんなものがあります。​[kaiwa1]私は、人に言われたことをいつまでも引きずり、こころに溜めやすい性格でした。そんなことを気にするな、人は人だ、などの精神的アドバイスにそれほど効果を感じることはできませんでした。「そんなことを言われても、気にするものは気にしてしまう」と思ってしまったものです。[/kaiwa1]